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【初心者必見】ワックス・ジェル・ポマードの違いを徹底解説!初心者がポマードで失敗しないための対策について

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皆さんこんにちは。”THE BARBER CITY”運営者の市長だ。

バーバースタイルを始めたいと思っても、最初の壁になるのが「整髪料選び」ではないだろうか。

特にポマードは見た目のカッコよさに惹かれる一方で、実際に使ってみると「ベタついてうまくいかない」「思ったスタイルにならない」と挫折してしまう人が多い。

そこで本記事では、初心者が迷いやすい ワックス・ジェル・ポマードの違いをわかりやすく整理 し、さらに ポマードで失敗しないためのステップ を紹介する。

結論から言えば、バーバースタイル初心者はいきなりポマードを使うよりも、まずはワックスやジェルを通して「ツヤ感」や「ホールド力」に慣れていくことが最適解である。

私自身もこれまで数多くの整髪料を試し、最終的にポマードにたどり着いた経験がある。

だからこそ、この記事では 実体験に基づいた失敗回避のポイントとおすすめアイテム を紹介していく。

この記事を読むことで、あなたは「整髪料の正しい選び方」と「失敗しないポマード入門のコツ」がわかり、清潔感と男らしさを備えた大人のスタイルへと一歩近づけるだろう。

本記事がオススメなのはこんな人

・バーバースタイルに挑戦したいけど、どの整髪料を選べばいいかわからない人
・ポマードを使ったけれど「難しい」と感じて挫折したことがある人
・ワックスやジェルとの違いを理解して、自分に合う整髪料を見つけたい人
・「大人の清潔感」「男らしさ」を表現できるスタイルを手に入れたい人

目次

ワックス・ジェル・ポマードの違いとは?

結論からいえば、バーバースタイル初心者にとって最初に押さえるべきポイントは「ワックス・ジェル・ポマードはそれぞれ質感と使い方がまったく異なる」ということである。

なぜなら、仕上がりの雰囲気や再整髪のしやすさが違うため、自分のなりたいスタイルに合った整髪料を選ばなければ、理想のバーバースタイルを再現できないからである。

以下の表に、それぞれの特徴をまとめた。

スクロールできます
整髪料の種類特徴向いているスタイル
ワックス・動きを出せる
・自然な仕上がり
・ウェット〜マットまで様々な質感
・少しは再整髪可能
・ショート
・ナチュラルヘア
・無造作ヘア
ジェル・強いツヤ
・速乾でガッチリ固定
・再整髪できない
・スリックバック
・ツーブロック
・アップバング
ポマード・高いツヤとキープ力
・クラシックなスタイルにおすすめ
・水性と油性がある
・マットな質感のアイテムもある
・サイドパート
・ポンパドール
・スリックバック

このように、ワックス・ジェル・ポマードは仕上がりや操作性に明確な違いがある。

さらに補足すると、ワックスやジェルはドラッグストアなど販売店舗が多く、価格帯もリーズナブルであるため入手しやすい

一方で、ポマードは価格帯がやや高めであり、香りや質感にも個性が出やすい。

その分、クラシックな雰囲気を演出できる「特別感」があり、大人のバーバースタイルに格を添える存在である。

なぜ初心者にはポマードが難しいのか

ポマード特有の「ツヤ・重さ・落ちにくさ」

初心者がいきなりポマードを使用するのが難しい理由として

  • ツヤ感が強い
  • 髪に塗布した際に重さがある
  • 洗髪時に落ちにくい

といった点が挙げられる。

これは、ポマードに油分が配合されていることが1番の理由となる。

ポマードには油性ポマードと水性ポマードの2種類が存在する。

油性ポマードは、ワセリン等の油成分が主成分であり、水性ポマードは、水と水添ヒマシ油やヒマシ油・ミネラルオイルなどが配合されている。

水性ポマードのほうが質感は軽くなる傾向にあるが、それでも「油」を塗布するため、多くのポマードではセット後の髪はツヤ感が生じる。(ツヤ感が抑えられたマット系のポマードも存在する。)

また、ワックスやジェルと異なり、“髪をまとめ、形を作り、キープすること”がポマードによる整髪の特徴となる。

そのため、髪の毛同士を密着させ、まとまり(タイトさ)や太い毛束、重みのある仕上がりが強調される。

これが、髪に塗布し、スタイリングを行った際の重さに繋がっている。

洗髪時の落ちづらさに関しては、油性ポマードと水性ポマードで大きく異なる。

水性ポマードは、先述の通り水に油成分が配合されているため、お洗い落としは非常に楽なアイテムが多い。

対して油性ポマードは主成分が”油”であるため、水を弾いてしまい、洗い落としづらくなる

この耐水性が湿気や汗に強いというメリットになるのだが、お洗い落としという面では初心者にはデメリットに感じやすい

「昭和っぽい?ベタつきそう?」という心理的なハードル

実際の使用感以外に、心理的なハードルもある。

「ポマードって昭和のお父さんが使っていたベタベタのやつでしょ?」

このイメージが根強いのだ。

ポマードは1900年代から普及し、ワックスは1990年代に入ってから登場した。確かに「昭和の男性=ポマード」の印象が付くのも無理はない。

特に当時は油性ポマードが主流であり、現在主流の水性ポマードが登場したのは1978年(阪本高生堂「クールグリース」)。しかし、一般化したのは近年のバーバースタイルブーム以降である

そのため、

ポマード=油性ポマード=ベタベタして使いづらい

というイメージが付いたのだと考えられる。

実際に失敗しやすいポイント(ベタつき・セット力の誤解)

近年主流の水性ポマードは、ワックス以上に洗い落としが用意であり、使いやすくなっている。

しかし、使い方を間違えると、スタイリングを失敗してしまうリスクは十分にある。

実際に失敗しやすいポイントには、以下のような点が考えられる。

・塗布する量を間違えてしまう
・ワックスのように軽い質感にならない
・いきなり大容量のアイテムを買ってしまう
・自信のヘアスタイルや髪質に合わないポマードを使ってしまう

塗布する量を間違える

先述の通り、ポマードの主成分は油である。

そのため、当然髪に付ける量が多すぎると、ベタついたり、髪がポマードの重みで崩れてしまう。

目安の量としては指の第一関節付近までであり、適切な量を手に取り、しっかり手で伸ばしてから髪に塗布するようにしよう。

ワックスのように軽い質感にならない

ワックスはふんわり立ち上げやナチュラルな質感を作れるが、ポマードは「まとめてタイトに整える」もの。

基本的にしっとり重ためであり、軽さを求めるならファイバー系のポマードを選ぶ必要がある。

いきなり大容量のアイテムを買ってしまう

ポマードでは100〜200g、大きいものでは220g程度の容量のアイテムが存在する

そのため、一度ポマードを買ってしまうと、1〜2ヶ月しないと使い終わらないことがほとんどだ。

使い慣れていないアイテムは2ヶ月近くも使うのは苦痛だろう。

また、ポマードは高いと3000〜4000円のものもあるため、頻繁に買い替えることができない

その点も、初心者がポマードを手に取りづらい原因の1つであろう。

自分のヘアスタイルや髪質に合わないアイテムを買ってしまう

ポマードは基本的に「バーバースタイル専用アイテム」である。

スリックバックやサイドパートなどクラシックな髪型には適しているが、軟毛や立ち上げ重視のスタイルでは合わない場合がある。

購入前に「髪質」と「スタイル」に合うかを確認すべきである。

まずはワックスやジェルで慣れるのがおすすめ

前項では、初心者がポマードが難しい理由をお伝えした。

そこで本項では、バーバースタイル初心者におすすめな整髪料をお伝えする。

結論からお伝えすると、ポマードを使う前の初心者にオススメなのは“ワックス”“ジェル”である。

理由は以下のとおりである。

  • 市販品はドラッグストアで手に入りやすく、比較的安価である。
  • ポマードよりもスタイリングがしやすい
  • ポマードでのスタイリングのイメージトレーニングになる
    ワックス:操作性が高く、形を作る練習に最適
    ツヤ感や固める感覚を体験できる

ワックス → 操作性が高く、形を作る練習に最適

ワックスの特徴は、操作性の高さである。

髪を動かしやすく、束感や流れを作りやすいため、バーバースタイルの練習に適している。

特におすすめは ウェット系ワックス である。

マット系ワックスは髪を立ち上げるのに適しているが、伸びが悪くコームの通りも良くないため、スリックバックやサイドパートには不向きである。

一方、フラットトップやクルーカットのような短髪スタイルであれば、マット系でも十分活用できる。

髪型とワックス相性表

髪型ワックスの種類
スリックバック・サイドパートウェット系のワックス
フラットトップ・クルーカットマット系のワックス

ジェル → ツヤ感や固める感覚をポマード前に体験できる

よりツヤ感や髪のまとまりを体験したい場合は、ジェルを使うのがよい。

ジェルは濡れ髪のようなウェット感と、強いホールド力が特徴である。

ジェルは水分が多く、流動性も高いため、スリックバックやサイドパートとの相性は非常に良い。

ただし、以下の点には注意が必要である。

  • 短髪スタイル(フラットトップやクルーカット)には不向き
  • 固まってしまうため、コームでの修正ができない
  • スタイリングに時間をかけすぎると固まってしまう

髪型とジェルの相性表

髪型ジェルとの相性
スリックバック・サイドパート
フラットトップ・クルーカット

「つなぎ」としての役割:ポマードにスムーズに移行するため

当ブログでは、最終的におすすめする整髪料は ポマード である。

バーバースタイルの魅力を最大限に引き出すのは、やはりポマードだからだ。

しかし、初心者にとってはいきなりポマードを使うのはハードルが高い。

そのため、まずは ワックスやジェルを「つなぎ」として活用する ことをおすすめする。

もちろん、ワックスやジェル自体も優れた製品が多く、用途によっては十分活躍する。

ただし「バーバースタイル=ポマード」であることを念頭に置き、最終的にはポマードに移行していくことが理想である

おすすめのアイテムを紹介

とはいっても、ワックスやジェルは数多のアイテムがラインナップされており、どれを選べばよいかわからないという人も多いだろう。

そこで本稿では、ポマードの移行するまでの練習として最適なワックスやジェルを紹介する。

失敗を避け、安心してスタートできるように厳選したアイテムを提示するので、ぜひ参考にしていただきたい。

なお、各アイテムには5段階評価でおすすめ度を付けている。

おすすめワックス

オーシャントリコ シャインオーバー:おすすめ度★★★★★

オーシャントリコ シャインオーバーは、ツヤ感もありセット力も強く、ポマードに非常に近い使い心地のワックスである。

筆者も一時期このワックスを使っていたこともあるが、前髪をかきあげたサイドパートでも問題なくスタイリングが可能であった。

このアイテムは、全国各地のドラッグストアやドン・キホーテ等の雑貨店で購入することができるため、非常に手に入れやすいのも嬉しいポイントだ。

ポマードのツヤとホールド感を試したい初心者に最適な一本だ。

デューサー アクアジェルワックス 6G:おすすめ度★★★☆☆

デューサー アクアジェルワックス 6Gは、同シリーズの中で最もセット力が強く、かつツヤ感も強いワックスである。

ジェルワックスという分類で、濡れ髪のような艶感を自然に表現できる点が特徴だ。

こちらもドラッグストアや雑貨店で手軽に購入可能であり、手に取りやすいアイテムである。

コスパ良く、ジェルとワックスの中間的な感覚を試したい人におすすめだ。

おすすめジェル

ロレッタデビル ゼリー 10.0:おすすめ度★★★★☆

大容量でコスパが良く、セット力と香りも優れている万能ジェルである。

髪に塗布するとウェット感のある質感を作り出し、乾いた後のホールド力も申し分ない

ドラッグストアよりも雑貨店(ドン・キホーテ等)のほうが入手しやすい。

コスパを重視しつつ、しっかり固めたい人におすすめだ。

ニゼル ドレシア ジェリーH:おすすめ度★★★★☆

最大の特徴は、塗布後に現れる圧倒的なツヤ感である。

筆者の担当美容師”Kさん”も以前愛用しており、濡れ髪のような質感と高いホールド力、さらにサロンのような洗練された香りが魅力だ。

また、ワンプッシュで適量が出るため、初心者でも使いやすい。

「美容室帰り」の質感を自宅でも再現したい人に最適なアイテムだ。

BROSH SUPER HARD GEL:おすすめ度★★★★★

BROSHは、”MR.BROTHERS CUT CLUB”と“BARBER SHOP APACHE”の両店がコラボレーションして生まれたブランドである。

そのため、このBROSH SUPER HARD GELは、まさにバーバースタイルのためのジェルといえる。

特徴は以下の3点である。

  • 高粘度で髪の流れを出しやすい
  • BROSH ORIGINAL HOLDと同じ上品でスパイシーな香り
  • プロフェッショナルが監修した最高の使用感

BROSH ORIGINAL HOLDとの相性も抜群であり、「BROSH SUPER HARD GEL → BROSH ORIGINAL HOLD」へ移行する流れが理想的だ。

最終的に目指すのはポマード

繰り返しになるが、当ブログでは、バーバースタイルにはポマードの使用をオススメとしている。

本稿では、「いよいよポマードを使い始めたい!」という方向けに、改めてポマードの魅力とおすすめアイテムを解説する。

ポマード最大の魅力は以下の3つがあげられる。

  • クラシックなツヤ
  • 1日崩れないホールド力
  • 途中で手直しが可能
  • 清潔感のある大人の男らしさを表現できる

ポマードならではのクラシックなツヤとホールド力

ポマードの最大の特徴は、クラシックなツヤと1日中続くホールド力である。

スリックバックやサイドパートといったスタイルでも、時間が経って崩れにくく、仮に多少乱れてもコームで簡単に整え直すことができる

ワックスはホールド力が弱く、ジェルは一度崩れると修正できない

その点で、ポマードは唯一「再整髪が可能」な整髪料なのである。

私自身、10年間でワックスやジェルを経て数多くのアイテムを試してきたが、最終的にたどり着いたのはポマードであった。

清潔感のある大人の男らしさを表現できる

バーバースタイルを始めたいと思った理由は何だろうか。

  • 「髪をキチッとして清潔感を出したい」
  • 「男らしさを演出してモテたい」
  • 「見た目を整えて、周囲からの評価を高めたい」

多くの人はこうした願望を抱いているはずだ。

バーバースタイルの本質は「清潔感」「男らしさ」である。

その理想に最も近づけるのがポマードなのだ。

実際、ポマードを使っていると髪型の乱れに敏感になり、自然とコームで整える習慣がつく。

これは自己満足にとどまらず、周囲からは「常に身だしなみに気を使う人」という好印象を与える

「身なりは心の鏡」ということわざがあるが、まさにポマードを使う姿勢がその体現となるだろう。

おすすめのポマード

最後に、これからポマードを始めたい方に向けて、おすすめのアイテムを紹介する。

いずれも5段階評価を付けているので、選ぶ際の参考にしていただきたい。

BROSH POMADE:★★★★★

バーバースタイル専用に作られた定番ポマード。

伸びが良く、香りもスパイシーかつ上品で扱いやすい。

最初の1本として迷わず選びたい人におすすめ。

\自分に合うか不安な人は、まずはミニサイズから試してみよう!/

クールグリースG:★★★★☆

日本のバーバーシーンを支えてきたロングセラー。

ツヤが強く、コスパも良い。

コスパと品質のバランスを求める人におすすめ。

\自分に合うか不安な人は、まずはミニサイズから試してみよう!/

REUZEL BLUE POMADE:★★★★☆

ロッテルダム発の王道ポマードブランド。

強いホールド力と伸びの良さを兼ね備えている。

日本のポマードには無い雰囲気を体験したい人におすすめ。

\自分に合うか不安な人は、まずはミニサイズから試してみよう!/

まとめ

今回は、ワックス・ジェル・ポマードの違いと初心者がポマードで失敗する理由とその対策についてお伝えしてきた。

本記事をまとめると以下の通り

  • ポマードが初心者に難しいのは、特徴や使い方を間違えてしまうため
  • バーバースタイル初心者は、ワックスやジェルで慣れるのがおすすめ
  • ワックスは操作性が高く、ジェルはツヤ感や固める感覚を体験できる
  • そのうえで、最もバーバースタイルに適しているのは“ポマード”

バーバースタイルは スタイリングが命 であり、選ぶ整髪料によって完成度が大きく左右される。

最初から自分にぴったりのアイテムに出会うことは難しいが、まずは色々と試すことが何より大切である。

そして、自分の中で「これだ!」と思えるものに出会えたとき、それを使い続けることで、スタイルは徐々に自分のものとなる。

その積み重ねこそが、「男の格」を高める一歩になるだろう。

今回紹介したアイテムはこちら!

今回紹介したアイテムは、どれも バーバースタイル初心者が失敗せず練習できる 心強い整髪料である。

ぜひ気になったものを手に取り、自分に合うスタイルを探してほしい。

ワックス
ジェル
ポマード

Mayer’s word〜市長の一言〜

運命とは偶然ではない。それは選択の結果である。

ウィリアム・ジェニングス・ブライアン

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