皆さんこんにちは。”THE BARBER CITY”運営者の市長(バーバースタイル歴10年)だ。
整髪料にはジェルやポマード等、様々な種類があるが、その中でも“ルーゾー ルーミングトニック”を使ったことがある人は、意外に少ないのではないだろうか?
しかし、これはバーバースタイルを愛する者にこそ一度は試してほしい逸品である。
筆者はこれまで数十種類の整髪料を使用してきたが、ルーゾーのトニックは仕上がり・扱いやすさともに一級品であると断言できる。
本記事では、ルーゾー グルーミングトニックの特長や使用方法を、初心者にも理解しやすいように解説していく。
「朝のセットを効率化したい」「髪に自然なツヤとハリが欲しい」
このような悩みを持つ人にとって、有益な内容となっているため、ぜひ最後まで読んでいただきたい。
本記事におすすめなのはこんな人
ルーゾーグルーミングトニックとは?

ルーゾー(Reuzel)とはどんなブランドか?
ルーゾー(Reuzel)は、オランダ・ロッテルダム発祥のバーバーショップ「SCHOREM(シュコーラム)」が展開する、世界的に人気を誇るポマードブランドである。
SCHOREMは、クラシックなバーバースタイルを専門とする理容室であり、ポンパドールやスリックバックといった伝統的なスタイルを得意としている。
ブランド名の「REUZEL」は、オランダ語で「ラード(動物性油脂)」を意味し、かつてのポマードが動物性油脂を原料としていたことに由来している。
詳しくは以下のYouTube動画も参考にしてほしい。
グルーミングトニックとは何か?
グルーミングトニックとは、髪のセット前に使う「下地」としての整髪料である。化粧品に例えるなら、スタイリングにおける“ファンデーション”的な役割を果たす。
使用することで以下のような効果が得られる
今回紹介する「ルーゾー グルーミングトニック(Reuzel Grooming Tonic)」は、上述のルーゾーが手がけるアイテムであり、クラシックなスタイリングに欠かせない存在である。
ポマードの下地、寝ぐせ直し、あるいはナチュラルなスタイルを求める場面など、幅広い用途で使用されており、バーバースタイルを好む層を中心に高い評価を受けている。
グルーミングトニックとヘアトニックの違い
ここで一つ確認しておきたいのが、「グルーミングトニック」と「ヘアトニック」の違いである。
似た名前だが、その目的は大きく異なる。
ヘアトニックは、各メーカーから多くの製品が出ているが、主に頭皮ケアを目的としたアイテムである。頭皮の血行促進やフケ防止、爽快感の付与などを目的に作られている。
一方、グルーミングトニックは、髪そのもののセットや仕上がりを整えることが目的であり、役割が明確に分かれている。
購入時にはこの違いを理解したうえで、用途に合った製品を選ぶことが重要である。
以下に、両者の違いを表にまとめた。
項目 | グルーミングトニック | ヘアトニック |
---|---|---|
主な目的 | 髪のセット・スタイリングの下地、ボリューム・ツヤ感アップ | 頭皮ケア、爽快感、抜け毛予防、フケ防止など |
使用部位 | 髪の毛(主に髪全体や毛先) | 頭皮(地肌) |
主な効果 | 軽いホールド力、寝ぐせ直し、ポマードの下地、自然なセット感 | 頭皮の血行促進、清涼感、頭皮環境の改善 |
使用タイミング | スタイリング前やドライヤー前 | シャンプー後や朝のケア時 |
代表的な成分 | セット成分、保湿成分、香料 | アルコール、メントール、植物エキス、ビタミンなど |
代表的なブランド例 | ルーゾー、レイライト、ブロッシュなど | 柳屋本店、マンダム、資生堂、ヴェレダなど |
ルーゾー グルーミングトニックを使うメリット

そもそも、グルーミングトニックを使用したことがある人は少数派であろう。
そのため、まずはグルーミングトニックを使うことで得られる主なメリットについて述べたい。
髪型のベースが整い、立体感が出る
グルーミングトニックを使用して最初に実感するのは、髪のまとまりやすさである。
本製品には、PVP(ポリビニルピロリドン)やPEGといった、髪の毛を柔らかくし、くし通りを良くする成分が配合されている。これにより、前髪の立ち上がりや髪全体の流れが自然と作りやすくなる。
ドライヤー前にしっかりと揉み込むことで、ベースの形が整い、立体的なスタイルが作りやすくなる。
ポマードの仕上がりが格段に良くなる
グルーミングトニックは、ポマードと非常に相性が良い。
髪にあらかじめ流れや方向性がついていることで、ポマードを塗布した際の操作性が高まり、より自分の理想通りにスタイリングを仕上げることができる。髪が素直に動くため、少ない量のポマードでも高い完成度が得られる。
また、ホールド力のベースが整うことで、夕方になっても髪型が崩れにくく、夜までスタイルをキープできるのも利点のひとつである。
なお、ジェルのようにパリパリに固まるわけではないため、コームでの再整形も可能である。この柔軟性こそ、グルーミングトニックの魅力である。
スタイリングの質を高めたいと考える人にとっては、試す価値のある一品といえる。
髪を乾燥から守ってくれる
ルーゾー グルーミングトニックには、ポリクオタニウム-11、アルガンオイル、パンテノールなどの保湿成分が含まれている。
これらの成分は、髪にツヤとハリを与えるとともに、乾燥から保護する役割を果たす。
髪の乾燥はスタイリングの崩れやすさに直結するため、日常的なケアとしても重要なポイントである。
髪のコンディションを整えながらスタイルを維持したい方には、まさに理想的な選択肢といえる。
香りで清潔感を演出できる
ルーゾー グルーミングトニックのもうひとつの特徴は、その香りである。
清潔感と上品さを併せ持つ香りは、リナロールやローズマリーエキスなどの成分によって生み出されている。特にローズマリーエキスには血行促進や殺菌作用があり、香りだけでなく頭皮環境の改善にも寄与する。
香りは強すぎず、ほのかに香る程度であるため、日常使いにも適している。さらに、ポマードと併用しても香りがぶつかり合うことはなく、むしろ補完し合うような相性の良さがある。
実際に使って感じた3つの魅力

次に、私が使用して感じた魅力を3点お伝えしていこう。
ドライヤーで髪のクセがつきやすくなる
1つ目は、ドライヤーを使用する際に髪のクセがつきやすくなる点だ。
サイドパートやスリックバックのスタイリングをする際に、大事なのが髪の流れを後ろや横にセットすることである。
先述の通り、グルーミングトニックを使用することで、ポマードを付ける前から髪の流れが作りやすくなり、特にドライヤーでブローした際に髪の形のクセづけが容易になる。
しっかりとブローして形を整えそこからポマードを付けることで、バッチリとスタイリングをキメることができる。
スタイリングが長時間キープできる
2つ目は、スタイリングが朝から晩までキープできる点だ。
グルーミングトニックで下地を作ることで、スタイリングの持続力も格段に向上する。
その理由は、グルーミングトニック自体に整髪成分や保湿成分が含まれているからだ。
例えば夏場の高温多湿な環境では、髪に含まれる水分量も多くなり、髪型も崩れやすくなる。逆に乾燥してぱさついていても、同じく崩れやすくなる。
しかし、グルーミングトニックを塗布しておくことで、それらの影響を受けづらくなるのだ。
以前、出張の際の飲み会帰りに、ふと髪型をチェックしたが全く崩れていなかった。
これなら安心して夜の街に繰り出せるだろう。
香りが良く、さりげない清潔感を演出
3つ目は、香りが非常に良い点だ。
ルーゾーグルーミングトニックの香りの特長は、甘すぎず、スパイシーすぎず、絶妙にバランスのとれた“爽やかクラシック”な香りだ。
成分にリナロールやローズマリーエキスが配合されているため、髪につけても主張しすぎず、清潔感のある香りを感じることができる。
私の妻は人一倍鼻が良く、香水の類はNGなのだが、匂いに関しては好評だった。
ビジネスシーンだとあまりに匂いが強い香水等は敬遠されるが、ルーゾー グルーミングトニックなら安心して使用することができる。
ルーゾー グルーミングトニックをどのように使うか?

ルーゾー グルーミングトニックの魅力を存分に語ってきたが、ここからはその具体的な使用方法について解説する。
基本的な使い方
①タオルドライ後にトニックをなじませる
ルーゾーの製品説明には「寝癖直しにも使える」と記されているが、実際には髪を一度濡らして寝癖を直し、タオルドライした後に使用するのが最も効果的である。
髪が濡れすぎていると、グルーミングトニックが水分で薄まり、スタイリング力が落ちてしまうため、しっかりとタオルで水気を取り、必要に応じて軽くドライヤーで乾かした状態で使用することが推奨される。
②ブローでボリュームや流れを調整する
髪にトニックをなじませたら、乾く前にただちにブローを開始することが肝要である。ここで形を作ることが、その後のスタイリング全体の土台となる。
この工程ではコームの併用が非常に効果的である。髪の流れを意図的に作ることで、クラシカルなスタイルの精度が格段に上がる。
- スリックバックの場合は、前髪の下から立ち上げるようにブロー
- サイドパートの場合は、分け目の根元からコームを通しながら流れを作る
ある程度シルエットが固まったら、仕上げの工程へと移行する。
③ポマード等で仕上げる
ベースが完成したら、ポマードやジェルを使用してスタイルを固定する段階へ進む。
このとき重要なのは、ブローで形成した流れを崩さず、それに沿って整髪料をなじませることである。
コームで丁寧に形を整えながら、必要に応じて弱風のドライヤーで髪に動きを加えると、さらに完成度が増す。
仕上げにヘアスプレーを使わずとも、ルーゾー グルーミングトニックの効果とポマードのセット力があれば、崩れ知らずのスタイルを実現可能である。
応用編:デイリーケアに活用

グルーミングトニックだけだとナチュラルなセットが可能
意外に思われるかもしれないが、グルーミングトニック単体でもナチュラルなヘアセットは十分に成立する。
その理由は、ルーゾー グルーミングトニックが単なる香りづけや水分補給に留まらず、整髪成分を含んでいるからである。
そのため、ある程度まで髪のまとまりや流れを作ることが可能である。
ただし、ポマードやジェルのような強いホールド力は持ち合わせていないため、前髪を立ち上げるようなスタイルには適さない。あくまでナチュラルなスタイルに限定される。
筆者自身も、休日に近所のスーパーやモールに出かける際には、グルーミングトニックを軽くなじませ、コームで整えるだけで外出することが多い。
その自然な香りとまとまりは、「自然体でいい感じだし、香りもおしゃれ」と家族からも好評である(妻は人より鼻が効くらしく、匂いがきついと尽く不評なのだ。)
「しっかりセットするほどでもないが、無造作にはしたくない」
そう感じた日にこそ、このトニックの真価が発揮される。
ルーゾー グルーミングトニックは、デイリーユースにおいても確かな役割を果たすアイテムである。
ルーゾー グルーミングトニックのまとめ
今回は、ルーゾーグルーミングトニックについて、その効果と使い方について解説してきた。
最後に、本記事をまとめていこう。
本記事のまとめ
- グルーミングトニックは髪のセットの下地。ヘアトニックと混同しないように注意
- グルーミングトニックを使うメリットは4つ
⇨髪型のベースが整い、立体感が出る
⇨ポマードの仕上がりが格段に良くなる
⇨髪を乾燥から守ってくれる
⇨香りで清潔感を演出できる - 整髪料を付ける前に髪になじませ、ドライヤーとコームでセットする
- グルーミングトニックだけでもナチュラルなスタイリングが可能
ルーゾー グルーミングトニックを取り入れることで、スタイリングのしやすさから仕上がりまで、全体の完成度が格段に向上する。
特にクラシックなバーバースタイルを志向する者にとっては、もはや手放せない逸品と言える。
また、100mlという少量サイズも販売されているため、初めて試す方でも導入しやすいのが魅力である。
ルーゾー グルーミングトニックを日々のケアに取り入れ、「男の格」を一段上へと引き上げてほしい。
グルーミングトニックで土台を築いたなら、次に取りかかるべきは整髪料による仕上げである。
当ブログ「THE BARBER CITY」では、クラシックなバーバースタイルに最適な整髪料として「ポマード」を推奨している。
ポマードは、清潔感と男らしさを兼ね備えたヘアスタイルを確実に形作るスタイリング剤である。
以下の記事では、私のおすすめのポマードや整髪料を紹介している。
是非参考にして、自身のスタイルに最適な整髪料を見つけていただきたい。


Mayer’s word〜市長の一言〜
土台のないところに、家は立たない。
下地が無いところに、バーバースタイルは成り立たない。
市長